6/17(日)、社外の療法士向けに「第3回 かなえる勉強会」を大阪市中央区にあるTKP心斎橋にて開催いたしました。

今回は「片麻痺に対する上肢機能アプローチの実践~ADLへの汎化~」をテーマに、作業療法士の高橋栄子先生を講師にお招きしご講義いただきました。高橋先生は、脳血管疾患などの中枢神経系疾患に対する作業療法を得意分野としてご活躍されています。本研修には、作業療法士・理学療法士・言語聴覚士を含む130名にご参加いただきました。

当日は、
①片麻痺者の障害像のとらえ方
②上肢に認められる傾向と治療介入
③ADLの分析と治療介入

という上記項目について、介入の理論の確認のあと、高橋先生の実技を目の前で見せていただき、参加者同士で即実践するという実技を含めた講義を約3時間実施していただきました。

「更衣がうまくいかない方に対して、動作方法を確認し、どこができていないかを評価して、やりやすい“動作方法“を練習する」というイメージを持っていた私にとって、対象者の皮膚を触ることで、更衣がしやすくなるという過程と結果は魔法のように思えました。

しかし、「服などの表面上を移動する接触に対して、皮膚は固定が起こり、能動的に変化を作り出そうとする。意図的に触・圧覚刺激を与え、皮膚の活性化を起こすことで反応を引き出す。」という理屈がわかることで、自分にもできるかもしれない、やってみたいと思えるようになりました。

療法士は、様々な対象者のニーズに応えられるよう、多くの引き出しを用意し、適切に選択する必要があります。1回の研修では、理論から実技まで身につけるのは難しいと思いますが、新たな出会いや気づき、自己学習の深まりに繋げたいと思います。

地域で働く療法士が皆で協力し、対象者へ必要な支援を行えるように、今後も当社主体の研修を企画・実行していきます。

また、今回は、関西地方を中心に西日本から広くご参加いただきました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

次回、またお会いしましょう!

作業療法士 桑原